北欧・スウェーデンのクリスマスの過ごし方。日本との違いや伝統的な風習もご紹介!

毎年楽しみにされているクリスマスシーズン。日本では当日恋人と過ごすのが王道とされていますが、世界の国々ではどのような過ごし方をするのが一般的なのでしょうか。

今回は、北欧・スウェーデンのクリスマスの過ごし方について調査してみました。

目次

スウェーデンのクリスマスの特徴

スウェーデン語でクリスマスは「Jul(ユール)」と表現されます。

日本と違い、国内のお祭りムードは12月25日当日から1月13日「聖クヌートの日」まで長期間にわたって続くのが特徴です。

北欧と欧米のクリスマス文化を融合した祝い方をするため、国民以外の観光客も気軽に楽しめる雰囲気があります。

スウェーデン人にとってクリスマスとは?

スウェーデンの人々にとって、クリスマスとは家族と過ごす大切な日。日本人でいう、お正月と同じような位置づけです。

留学中の学生や、単身赴任で海外にいる人もこの日は必ず帰省し、家族と過ごすのが一般的とされています。

クリスマス当日は家族との時間を優先するため、多くの店が休業するのだとか。お祝いに使う食べ物や道具は、事前に用意しておかなければならないそうです。

スウェーデンでのクリスマスまでの過ごし方

スウェーデンでは、クリスマスのおよそ1ヶ月前から当日までにかけて行う、伝統的な風習があります。

ここでは、スウェーデン人にとっては当たり前である、11月中旬から12月25日までの過ごし方を期間別にご紹介します。

11月中旬~12月23日

アドベント期間

スウェーデンでは、クリスマス4週間前の日曜日から当日までを「アドべント」期間としており、この頃から国民は皆クリスマスに向けて準備を始めます。

日本でも”アドベントカレンダー”で馴染みのある方が多い風習といえるでしょう。

ゆか
ゆか

日付が描かれた扉や窓を毎日開けて、中のお菓子やおもちゃを受け取りながらクリスマス当日を待つのはワクワクするよね!

クリスマスマーケットがスタート

さらに、 毎週1本ずつ火を灯していく「アドベントキャンドル」という風習もあります。

これと同じ頃に、ドイツ発祥の「クリスマスマーケット」も始まります。

大きなクリスマスツリーが飾られた会場ではクリスマスグッズやホットワインなどの販売が行われ、大勢の人が足を運ぶそうです。

夜にはツリーがイルミネーションで彩られるのですが、その灯りで照らされる雪景色が非常に美しいと評判です。

ジンジャークッキーを用意

多くのスウェーデン人は、アドベント期間から当日までジンジャークッキーなどのお菓子を焼いてお祝いの気持ちを表します。

材料に生姜を使っているため、冬の風邪対策としても活用されているそうです。

12月24日~クリスマス当日

当日は家族で静かに過ごす

スウェーデンのクリスマスは、前日の24日に最も盛大に祝われます。

当日は家族で静かに過ごすことが多く、日本のように恋人と過ごす習慣はありません。

前日24日はパーティームードに

家族や友人・親戚と共に、賑やかに楽しむ24日夜。多くのスウェーデン人の家庭では、食卓に豪華なご馳走がずらりと並びます。

自分の好きなものを好きなだけとって食べる「Jul bord(ユールボード)」と呼ばれるスタイルがスウェーデンでは一般的。

ゆか
ゆか

ちなみに、このスタイルは”日本のバイキングの起源”とも言われているよ。

まとめ

日本とスウェーデンのクリスマスの過ごし方を比較した際、大きく異なるのは”家族と過ごす時間を一番重視している“点でした。そのために、当日多くの店が休業することには驚かされますね。

日本から遠く離れた国にもかかわらず、料理の食べ方の部分で繋がりがあることから何か縁のようなものも感じるスウェーデン。他にもどのような文化の違いがあるのか気になるところです!

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