可愛い&子どもが喜ぶ。個性派うさぎが可愛いおすすめ絵本6選をご紹介

犬や猫などが題材の絵本はよく見かけますが、うさぎがメインで登場するお話はあまり知られていないのではないでしょうか。

今回は、可愛くて個性的なうさぎたちに出会えるおすすめの絵本を6冊ご紹介するので、お子様に読書用の本を探している親御さんは是非参考にしてください。

目次

①わたしのワンピース

基本情報

絵・文:にしまき かやこ

出版社:こぐま社

発売日:1969年12月

対象年齢:3歳から

あらすじ

空からふわふわ落ちてきた真っ白の布きれ。うさぎの女の子がこのきれを使って自分用のワンピースを作ります。お花畑を歩けば花柄に、雨が降れば水玉模様になる不思議なワンピースを楽しみながら歩いていくうさぎの女の子ですが最後はどんな模様になるのでしょうか…。

見どころ・感想

小さい頃に想像したものが現実になっていくような世界観が素敵な絵本で、大人も一緒に読んでいて昔懐かしい気持ちになってしまいます。

見開き2ページを使ってうさぎの女の子が出会う物事が壮大に表現されているため、小さなお子様も最後まで飽きずに読めるでしょう。

ページをめくる度に変化するワンピースには興味津々になってしまうと思います。文字量が少ないので、文字を覚えたての子の初めの読書本としてもおすすめです。

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②ゆきのひのうさこちゃん

基本情報

文・絵:ディック・ブルーナ

訳:石井 桃子

出版社:福音館書店

発売日:1964年6月

読み聞かせ:1歳から

あらすじ

ある雪の日、大喜ぶのうさこちゃんは外に遊びに出かけようと考えます。帽子に長靴、襟巻、手袋などを身につけて寒さ対策はバッチリです。

そりすべりやスケート、雪だるま作りを楽しんでいたうさこちゃんは途中で小鳥に出会います。小鳥は寒さで泣いていました。

うさこちゃんは小鳥のために何かしてあげたいと考え…。

見どころ・感想

大人気のうさこちゃんシリーズの一作です。

子供にとって雪の降る日は楽しいもの。

お話の中でうさこちゃんの無邪気に遊ぶ姿に共感されるお子様も多いのではないでしょうか。

寒さで泣いている小鳥への心遣いに学ぶこともきっとあるはずです。

冬の読み聞かせにピッタリなので、うさこちゃんの優しさとそれを温かく見守る両親による家族の絆を感じながら親子でほっこりしてください。

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③ぶうとぴょんのえほん おんなじ おんなじ

基本情報

作:多田 ヒロシ

出版社:こぐま社

発売日:1968年7月

対象年齢:2歳から3歳ごろ

あらすじ

こぶたの「ぶう」とこうさぎ「ぴょん」は大の仲良し。靴、帽子、洋服、おもちゃまでおんなじものを持っています。何か違うものはないか探し続ける2人。さて、違うものはあるのでしょうか…。

見どころ・感想

仲のいいお友達と同じものを持っているだけで嬉しい、そんな子供の思いを代弁したような2人の会話はテンポが良くてどんどん読み進めてしまいます。

違うものを見つける場面には面白みが感じられるので、小さなお子様も大喜びでしょう。

ページに大きく描かれたイラストと文字が見やすいので、お子様とそのお友達にも一緒に読み聞かせてあげられます。


④ぶうとぴょんのえほん なにしてる なにしてる

基本情報

作:多田 ヒロシ

出版社:こぐま社

発売日:1978年2月

対象年齢:2歳から4歳ごろ

あらすじ

ぶうとぴょんが後ろを向いているのに対して「なにしてる」の質問が繰り返され、2人が振り返って答えます。

シャボン玉や泥団子、凧揚げなどの他にどんなことをして遊んでいるのでしょうか…。

見どころ・感想

何をしているか分からない状態のぶうとぴょんがこちらを振り向く時は、子供にとって「いないいないばあ」のような衝撃と面白さを感じられる瞬間です。

読み聞かせでは、お子様の表情をうかがいながら振り向いた時の言葉にインパクトをつけて話すとさらに楽しい読書時間になると思います。


⑤しろいうさぎとくろいうさぎ

基本情報

文・絵:ガース・ウイリアムズ / 訳:まつおか きょうこ

出版社:福音館書店

発売日:1965年6月

対象年齢:小学校低学年から / 読み聞かせ:4歳から

あらすじ

広い森に住む白いうさぎと黒いうさぎ。

2の匹は寝る時も遊ぶ時もいつも一緒です。

ある日のこと、何をしても悲しい顔をする黒いうさぎに白いうさぎが理由を尋ねると、彼は白いうさぎとずっと一緒にいたいのだと明かします。

それを聞いた白いうさぎはもっと強う願うように勧め…。

見どころ・感想

黒いうさぎが白いうさぎとの別れを想像し、本当に寂しそうな顔をする場面では2匹の絆の強さを感じて胸が熱くなりました。

子供の絵本ながらに内容の深いお話なので、お子様が成長した段階で再び目を通すとまた違った捉え方が出来て面白いと思います。


⑥天の火をぬすんだウサギ

基本情報

作・絵:ジョアンナ・トゥロートン / 訳:山口 文生

出版社:評論社

発売日:1987年

対象年齢:小学校低学年から

あらすじ

むかしむかし、地上に火がなかった頃に寒さで凍えそうな動物たちが天から火を盗もうと相談し合いました。そこで立ち上がったのは1匹の賢いうさぎ。

彼は火を盗みに天へと出かけていきます…。

見どころ・感想

この絵本は北米のインディアンに伝わる神話を基に書かれたそうです。人間が生きるためには人間以外の自然に頼るべきであるという昔からの考え方がお話の中に上手く表現されています。

一見難しそうな内容ですが、今の動物たちの見た目に関わる内容は子供が興味を持つところだと思うので小学校低学年の頃に読ませてみるといいでしょう。

大人が読む際には、うさぎが火を盗んで逃げていく時の目の表情の変化に焦点を当ててご覧ください。


可愛いうさぎたちにご注目!

今回は、うさぎがメインに登場する絵本を6選ご紹介しました。

それぞれの物語ごとに全く違う表情のうさぎを堪能できるので、あらすじを読んで気になる絵本があればお子様と一緒に読んでみてください。

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