人間と同じ雑食で、何でもよく食べるワンちゃんたち。ただ、身体の構造的に消化しにくく、アレルゲンになり得る成分もあるので注意が必要です。
今回は、犬に米粉を与えていいのかどうかを解説。あわせて米粉を使ったおやつのレシピや、グルテンを含む小麦粉のデメリットもお伝えします。
犬に米粉をあげるのはOK

結論から言えば、犬に米粉を与えても特に問題はありません。実際、多くのドッグフードにはお米が使用されています。
アレルギー源の一つである”グルテン”と呼ばれるタンパク質を含まないので、この成分を含む小麦粉よりも多くのワンちゃんたちに安心して食べてもらえるのも魅力の食材です。
小麦粉より腹持ちがよく少量でも満足感を得やすいので、肥満対策効果にも期待できるでしょう。
筆者が飼育するポメラニアンをはじめ、小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)持ちの子におすすめです。

また、小麦粉に含まれるグルテンには強い粘性があります。私たちが食べる際はそれによるモチモチ食感が嬉しいのですが、ワンちゃんの歯にへばりついてしまった場合、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。
与え方の注意点
ここまでお伝えしたように、米粉には小麦粉よりも安心して与えられる特徴がいっぱいです。
ただ、誤った方法で食べさせると愛犬の消化器官に負担をかける恐れも。以下で与え方の注意点をご紹介するので、愛犬に美味しく正しく米粉をあげるうえでお役立てください。
加熱する
生の状態のまま食べても美味しくないので、ワンちゃんたちが自ら食べることはほぼないでしょう。しかし、万が一火を通さないで食べてしまうと消化によくないので要注意です。
適量をあげる
どんな食材も食べすぎるのはよくありません。
過剰摂取によって胃もたれした場合、食欲不振や嘔吐などの不調が見られる恐れがあります。
愛犬が1日に摂取すべき総カロリーを考慮し、適切な量を与えるようにしてください。
米粉でつくるおすすめおやつ
お米を原料とする米粉は、様々な食材とよく合います。
ワンちゃんたち向けにもあらゆるレシピが普及していますが、本項では筆者も日頃から手づくりしているおやつのレシピをご紹介します。
にんじんとかぼちゃのクッキー

甘いもの好きな愛犬のために編み出したレシピです。
にんじんクッキー自体は、犬の手作りおやつで主流ですよね。我が家では、それにかぼちゃパウダーを混ぜ合わせてさらに素材の甘みが引き立つよう、こだわっています。
材料(1円玉サイズ13枚分)
- 米粉 20g
- 人参(すりおろしたもの) 10g
- かぼちゃパウダー 2g
- オリーブオイル 4g
- 水 20g
米粉(米の粉【株式会社穀の蔵】)
特別な製粉機を使用し、ふわっとした食感に仕上げられた商品です。
米粉特有のボソボソ感が緩和されているので、愛犬だけでなく他の米粉に苦手を感じている飼い主さんも美味しく食べられます。
かぼちゃパウダー(かぼちゃファインパウダー【三笠産業株式会社】)
北海道産の厳選したかぼちゃが、100%使われているかぼちゃパウダーです。
離乳食や流動食としても使えるよう、しっかりと殺菌処理を行った高規格商品。かぼちゃらしい黄色の色味が映える犬おやつを作りたい時にピッタリです。
ちなみに、この鮮やかな色味はかぼちゃに含まれるカロテン由来。着色料などの添加物は一切使われていないので、安心して愛犬に与えることができます。
作り方
- ボウルに米粉を入れ、すりおろした人参と水を加える。全体が均一の色味になるまで小さめのスプーンでよく混ぜ合わせる。
- 1.にかぼちゃパウダーとごま油を加え、さらに混ぜ合わせる。
- オーブンを180℃に予熱しておき、その間に2.を厚さ3ミリ〜1センチ程度の1円玉サイズに成型する。
- 予熱ができたら天板にクッキングシートを敷き、くっつかない程度に間隔をあけて3.を並べる。
- 15分間焼いたら完成!
米粉で愛犬の食生活を充実させよう

小麦粉よりもアレルギー性が低く、より多くのワンちゃんに安心して与えられる米粉。
市販品以外の犬おやつやご飯の選択肢を増やせるので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてください。
本記事でご紹介した筆者おすすめの米粉おやつをはじめ、各ワンちゃんたちが好きな食材を活用するなどの工夫を凝らし、米粉で愛犬の食生活をさらに充実したものにしましょう!
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