【2022】クリスマス絵本7選!子供も大人も一緒に楽しめる!

今年のクリスマスの予定は決まっているでしょうか。

恋人や家族と華やかにクリスマスパーティー!なんていうのも楽しいですが、絵本を読んでまったり過ごす1日にするのも素敵だと思います。

今回は、絵本マニアの筆者が厳選した”クリスマスに読んでほしいおすすめの絵本7選”をご紹介するので、豊富な絵本の中でおすすめを知りたい方は必見ですよ!

目次

①ペッテルとロッタのクリスマス

基本情報

作・絵:エルサ・ベスコフ / 訳:ひしき あきらこ

出版社:福音館書店

発売日:2001年10月

対象年齢:小学校低学年から / 読み聞かせ:5・6歳から

あらすじ

みなしごのペッテルとロッタがみどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんの3人と暮らし始めてから初めて迎えるクリスマスイブ。

突然、やぎの仮面をかぶった「やぎおじさん」が彼等の家にやってきます。

驚くペッテルとロッタにクリスマスプレゼントを渡すとおじさんはすぐに帰ってしまいますが、2人は次のクリスマスにはおばさんたちにもプレゼントをもらえるよう直接おじさんに頼みに行く事を考えます。

その正体が森で暮らす王子様だと教えられ、森へ向かう2人でしたが実はその正体は…。

見どころ・感想

北欧ではサンタクロースの代わりに「やぎ」がプレゼントの運び役とされている地域があり、今回絵本の中で登場するやぎおじさんはその”運び役”として描かれているようです。

自分たちだけでなく、おばさんたちにもクリスマスに幸せを感じてもらいたいと思うペッテルとロッタの優しさには感動。

クリスマスを通して成長していく子供たちの姿が鮮明に描かれているので、まるで本の世界に一歩踏み込んだような気持ちになるお話です。


②あのね、サンタの国ではね…

基本情報

作:嘉納 純子 / 絵:黒井 健 

出版社:偕成社

発売日:1990年11月

対象年齢:3・4歳から

あらすじ

北の果ての森では、1番大きなグランサンタを中心に大勢の個性豊かなサンタクロースが仲良く暮らしています。

彼らは毎年12月に世界中の子供たちにプレゼントを届けるため、よい子探しや”プレゼントの実”の栽培など1年をかけて多くの準備を進めているのです。

クリスマスまでの間、彼らは具体的にどのような生活を送っているのでしょうか。月ごとに解き明かしていきましょう…。

見どころ・感想

子供にとって、サンタクロースはクリスマスを象徴する重要な人物です。

彼らが春から秋にかけても子供たちの様子を見ているのだとこの本を通じて教えることで、よい子であろうと努力するお子様が多くなるかもしれません。

また、その子たちにとってクリスマスはさらに楽しみな行事となることでしょう。

絵本はクリスマスの朝にそりに乗って森に帰るサンタクロースたちの姿のイラストで締められます。

言葉がついていないにもかかわらず、思わず見入ってしまう迫力あるページなので、じっくりご覧になってください。


③サンタクロースってほんとにいるの?

基本情報

作:てるおか いつこ / 絵:杉浦 範茂

出版社:福音館書店

発売日:1982年10月

対象年齢:小学校低学年から / 読み聞かせ:4歳から

あらすじ

「サンタクロースってほんとにいるの?」と疑問を抱いた子供たち。

「いるよ」と答えたお父さんに、子供たちはさらに質問を続けていきます。

疑い深く最終的にまた初めの質問に戻る子供たちですが、それに対するお父さんの答えは…。

見どころ・感想

幼い頃、多くの人にサンタクロースの存在を疑問に感じる時期があったことでしょう。

どのような返答をもらっていたかは各家庭ごとに異なると思いますが、この絵本で登場するお父さんたちの返答は非常に自然で子供への愛情を感じるものでした。

大人になってから読んでも、家族の優しさを思い出してほっこりするような内容のお話。

見落としがちな巻末の1ページに素敵なイラストが描かれているので、忘れずチェックしてください。


④サンタクロースと小人たち

基本情報

作:マウリ・クンナス / 訳:いながき みはる

出版社:偕成社

発売日:1982年11月

対象年齢:5歳から

あらすじ

フィンランドのサンタさんとその手伝いをしている小人たち。

小人には各自様々な役割が与えられており、全員が力を合わせることで毎年のクリスマスによい子たちにプレゼントを届けることが出来ます。

イブは皆大忙しで働きますが、クリスマス当日の夜はサンタさんを含めて大いに盛り上がっているんです。

小人たちが一年を通してどんな生活をしているのかのぞいてみましょう…。

見どころ・感想

サンタさんの配るプレゼント作りを担う「小人たち」に焦点が当てられているお話です。

一人一人見た目の異なる個性豊かな小人が揃っているので、絵を見ているだけでも十分楽しい絵本となっています。

世界中の子供たちがプレゼントをもらうまでの裏側をお子様と一緒に楽しんでご覧ください。

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⑤サンタさんへ12のプレゼント!

基本情報

作:マウリ・クンナス / 作:いながき みはる

出版社:偕成社

発売日:1988年9月

対象年齢:5歳から

あらすじ

クリスマスまであと12日ということで大忙しのサンタ村。

そこで暮らす小人のぼうや「ビッレ」は、クリスマス当日まで毎日サンタさんたちに素敵なプレゼントをしようと考えます。

掃除や雪かき、クリスマスカードなど様々な贈り物をもらって大喜びのサンタさん。

それを見てビッレも嬉しくなります。

いよいよクリスマス本番。

しかし、最後のプレゼントがなかなか思いつかないビッレはある行動に…。

見どころ・感想

子供ながらに”サンタさんのために自分も何かしたい”というビッレの思いが強く感じられるお話です。

実際にはあまり嬉しくないような贈り物でも、彼の「気持ち」を大事に優しく受け取ってくれるサンタさんの温かさに心がほっこりします。

お話で具体的に紹介されていないキャラクターたちも魅力的に描かれているので、ストーリーと共にイラストも楽しめる絵本となっています。


⑥サンタさんのいちにち

基本情報

作:長尾 玲子

出版社:福音館書店

発売日:1995年10月

対象年齢:小学校低学年から / 読み聞かせ:3歳から

あらすじ

クリスマスイブの朝。

1年ぶりに目を覚ましたサンタさんとトナカイは、朝ごはんを食べながら子供たちにプレゼントを配るルートをチェックします。

それからプレゼントを包んでそりに乗せ、起きている子からプレゼントの配達がスタート。

作業はどんどん進み、いよいよ最後はあっちゃんのおうちです。

そこであっちゃんから2人へのプレゼントが置いてあることに気が付くトナカイ。

その内容に2人は大喜びするのです…。

見どころ・感想

プレゼントを配る側のサンタさんに密着したお話なので、小さなお子様はワクワクすると思います。

ひと仕事を終えた2人に対するあっちゃんの優しい心遣いが素敵です。

人間のように”立って歩くトナカイ”が印象的なので、是非注目してみてください。


⑦100こめのクリスマス・ケーキ

基本情報

作:長尾 玲子 

出版社:福音館書店

発売日:1995年10月

対象年齢:小学校低学年から / 読み聞かせ:3歳から

あらすじ

ケーキ屋さんのクリスマスイブの朝は大忙しです。

100個のケーキを作りますが、お店には沢山のお客さんがやってきて99個はすべて完売。

残りの1個は特別に大きく作って、ねこのクロと2人で食べるのが毎年この日の楽しみとなっています。

しかし、店内にはまだ小さな女の子のお客さんが残っていました。

そこでケーキ屋さんのとった行動とは…。

見どころ・感想

ケーキ屋さんが女の子にしてあげる優しい行動に心が温まります。

周囲に気付かれないような小さなやさしさは、まるでクリスマスイブの奇跡のよう。

99個のケーキが描かれたページには誰もが目を奪われてしまうことでしょう。


クリスマスは、絵本を読んでほっこり

今回は、絵本マニアである筆者が厳選した ”クリスマスに読んでほしいおすすめの絵本7選” をご紹介しました。

心温まるストーリーのあらすじを読みながら、自分が子供の頃を思い出してほっこりした方も多いのではないでしょうか。

大人も子供も楽しめる魅力的な絵本ばかりなので、気になるものがあれば是非読んでみてください。

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