【2022】韓国発のヴィーガンコスメ4選。美肌へ導く&環境にもやさしいのはコレ!
チキンや焼き肉など、大の肉好きが多いイメージの韓国。そんな韓国国内でジワジワ人気を集めているのが「ヴィーガン」という考え方です。
今回は韓国のコスメ市場において、高い美肌効果が期待される4つのブランドを厳選してご紹介します。
各ブランドの特徴や魅力、さらにおすすめ製品についてもまとめていくのでヴィーガン思考の方をはじめ、この考え方に基づいた化粧品が気になり始めている方も是非チェックしてみてください。
韓国で需要が増大するヴィーガンコスメ
今日、多くの韓国人の間で健康問題への意識が高まっています。その背景の一つとして考えられているのが、新型コロナウイルスの影響。食生活でいえば、コロナの終結が未だ見えない2021年にヴィーガンラーメンやトッポギが立て続けに発売され、実際にヒットしていることがその事実を裏付けています。
そのように感染拡大前に比べ、より健康的なライフスタイルを心掛けている方が増加傾向であると言われる韓国でのヴィーガンの考え方は美容の世界にも浸透しており、今後もヴィーガンコスメの需要はさらに拡大していくことになると思われます。
そもそもヴィーガンコスメとは

ヴィーガンコスメは人工的に作られた成分をはじめ、動物性由来の原料を一切使用しない化粧品のこと。製造過程で動物実験を行わず、はちみつや魚の魚皮から取れるコラーゲン、さらには虫などの動物性成分すらも取り除いて作られています。
オーガニックコスメとの違いは?
ヴィーガンに関心があれば、オーガニックコスメやナチュラルコスメにも関心を抱いたことがある方は多いのではないでしょうか。どちらも健康意識が高い人々の間でよく耳にする言葉だとは思いますが、この2つは全くの別物です。
オーガニックコスメもヴィーガンコスメと同じく、主に天然由来の成分をもとに作られています。人工的な成分を除外しているのも同じですが、絶対に動物性由来の原料を使っていけないという規定はありません。
そのため、先ほどヴィーガンコスメを説明する上で挙げたはちみつやコラーゲンなどを含んでいる可能性も大いにあり得るのです。完全な「ヴィーガン」思考に基づいて化粧品を選びたい場合には、この点をよく注意するようにしましょう。
ヴィーガンコスメおすすめ4選
ここからはヴィーガンコスメブランドを4つ、厳選してご紹介します。また、各ブランドを代表する人気製品の情報も併せてお届けするので、商品選びのうえで活用してみてください。
① Bonajour(ボナジュール)
ボナジュールは、1944年に世界で初めてヴィーガン団体として設立された、イギリスの「The Vegan Society((ヴィーガン・ソサエティー)」に認証を受けたブランドです。
代表を務めるキム・ダヘ氏は、幼少期からアトピーやアレルギーに悩まされていたことがきっかけで、天然由来の成分を用いた化粧品を手作りし始めたのだそう。そして彼女が大学生の時に同ブランドを立ち上げました。
その歴史は2010年にスタートし、早々に韓国のヴィーガンコスメの第一線を走る存在に。安心の品質で今も韓国コスメ市場において人気を獲得しています。
2021年には韓国ファストブランド大賞・天然化粧品部門を受賞したばかりです。アルコールや防腐剤を含まない同ブランドの製品は肌の弱い方をはじめ、ヴィーガンにこだわる大勢の消費者を魅了し続けています。
人気商品:ローズステムセラム
ボナジュールの代名詞ともいうべき大人気の美容液。トラブル肌以外のすべての肌タイプに使ってOKだという、安心の品質を誇る製品です。
付けた時の程よいしっとり感や、まるで本物のバラを嗅いでいるかのようなかぐわしい香りが高評価されています。ローズがモチーフのパッケージも素敵ですね。
②Melixir(メリクサー)
動物性原料を完全排除という考え方をベースに、高品質の植物性原料のみでコスメ作りを行うメリクサ―。韓国発のブランドといえどもサンフランシスコを拠点としているので、アメリカの空気感を放つおしゃれな見た目にも注目です。
パッケージや外箱にリサイクル可能な素材を使用しているのが特徴で、地球にやさしいもの持続可能な社会を目指すというSDGsの取り組みに前向きな姿勢を見せています。
2021年には何と日本に初上陸。世界ヴィーガンデーである11月1日より、全国のBiople by CosmeKitchenおよびオンラインショップで商品を購入できるようになりました。
その後2週間に渡って、ルミネエスト新宿でPOPUPイベントを開催しました。
https://store.biople.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=8809751070155
人気商品:ヴィーガンリップバター
自然な発色で唇によく馴染むリップバーム。良心的な価格設定ながら、一般的なコスメと同レベルの使用感と好評です。
安心の素材+軽い着け心地が魅力で、乾燥が気になる時期には就寝前に塗っている方も多いといいます。全8色と豊富なカラー展開なので、その日のメイクの雰囲気に合わせて使い分けるのもおすすめです。
③beplain(ビープレーン)
低刺激で身体に負担をかけず、ストレスフリーに使える製品を生み出し続けるビープレーン。ブランドを象徴する丸模様が基調のシンプルなデザインが目印のブランドです。
コスメへのこだわりは成分だけでなく、効果の面でも消費者の圧倒的な信頼を獲得しています。
人や動物、環境などすべてに優しい素材のみを選びながらも、肌本来の力を引き出す製品の人気は国内だけに留まりません。日本人にも多くの愛用者が続出しており、コスパの良さがSNS上で話題になっています。
人気商品:シカフルアンプル
美容意識の高い韓国人の間で定番となっているのが、肌荒れ改善に効果的とされるツボクサエキスという成分を含むCICA(シカ)スキンケアです。
各ブランドがこぞって発表するシカの中でも、ニキビなどの吹き出物の鎮静に効くとして人気なのがこの「シカフルアンプル」になります。
混合肌で年中肌が荒れがちな筆者も愛用していますが、高い保湿力の割にサラッとしていてさっぱり感のある着け心地にとても感動しました!

ニキビ跡も薄くなってきた気がする…。引き続き使ってみようかな!
④ONE THING(ワンシング)
必要な成分を身体に取り入れるという考え方に基づき、たった一つの素材のみにこだわってヴィーガンコスメを作るブランドです。
無駄を省いているのはパッケージや広告についても同じで、その部分をコストカットすることでリーズナブルな価格を実現しています。
口コミのみで注目を集めた実力派ブランドが手掛ける製品を誰でも手軽に購入できるのは、消費者にとって嬉しいポイントですね。
シンプルな成分だからこそ可能である、複数のコスメを混ぜて使ってOKな点も大きな魅力。お気に入りの製品を組み合わせ、自分の肌にピッタリなスキンケアを自作しても楽しいと思います。
人気商品:カワラヨモギエキス
コストを削減した容器とは思えないほど、おしゃれで写真映えする化粧水です。室内に置くだけでインテリアに早変わり。コスメと同じく、シンプルな素材で作られていて捨てる時もラクチンです。
肌の赤みを抑えて透明感を引き出してくれるので、ニキビやコロナ禍で悩みがちなマスク擦れなど現代人が気になる多くの肌のお悩み解決に期待が高まっています。
まとめ

人にも、環境にもとことん優しい素材でなおかつ自然由来の成分とは思えないほどの効果も期待出来るヴィーガンコスメ。
今回は、筆者が厳選した4ブランドのみをご紹介しましたが、美容大国・韓国のコスメ市場ではまだまだ注目すべき人気ブランドが溢れかえっています。日本に進出を果たすブランドも続々と増えており、日本国内の間でもヴィーガンコスメの需要は今後より拡大していくことでしょう。
コスメと肌質の相性が合うかどうかは使う人の肌によって異なるので、SNS上の使用レビューなども参考に、ご自身に合った製品を選ぶようにしてくださいね。
韓国っぽい雰囲気が楽しめるカフェも要チェック!
ヴィーガンコスメが気になっている方の中には、日本国内の韓国風カフェにも足を運んでみたいと思っている方が多いのではないでしょうか。
下の記事で、筆者が厳選した神奈川県の”韓国っぽカフェ”を4店ご紹介するので、是非チェックして洗練されたおしゃれな雰囲気を満喫しに行ってみてください!